足のむくみ(浮腫)

どうしてむくんでしまうの?

むくみとは、足や手、顔などに水分が溜まり、その部位が膨らんで見える状態のことを指します。

体の中で水分が過剰に溜まってしまうと、血管から水分が漏れ出し、皮膚の下の組織に溜まり、膨らんで見える状態を指します。

この水分の調整は、血液とリンパ液によって行われますが、これらの循環が悪くなったり滞ることで、水分が溜まりやすくなり、むくみとなって現れます。

むくみでお困りの場合、循環器内科の専門分野でもあり、ぜひ当院にご相談ください。

足は第2の心臓?

長時間の立ち仕事・座り仕事の後に、足がむくんだ経験をする方もいると思います。足にむくみが出やすいのは、重力で水分が下に落ちやすいためです。

足の筋肉が収縮することで、足に落ちた血液を循環させるポンプの役割を果たしています。そのため、足(特にふくらはぎの筋肉)は「第2の心臓」とも呼ばれることもあります。

長時間足を動かさなかったり、運動不足が続くことでむくみが出る場合があります。

定期的に運動をすることは筋力を鍛え、血液の循環が良くなりますので、健康的な身体を身につけることができます。

むくんだら受診したほうがいい?受診の目安は?

一時的なむくみでは受診の必要はないことが多いです。

以下に当てはまるものがある場合は、何か疾患が隠れている可能性があるため、受診を検討しましょう。

  • 突然むくみが生じた
  • 足の色が悪い(赤くなっている、紫色になっている)
  • 数日間、持続的にむくんでいる
  • 呼吸苦や胸痛を伴っている
  • 体重がとても増えている
  • その他、むくみ以外の症状がある

むくみの原因はたくさんある

むくみの原因となる病気は様々あり、時に全身精査が必要となります。

一般的な血液検査やエコー検査だけでは不十分な事もあり、CTスキャンなどで精査を行わないとわからない疾患もあります。

そのため診療所だけでは完結せず大きな医療機関に依頼が必要となる場合がありますが、当院ではC Tスキャンを完備していますので、全身精査を行うことが可能です。

内科疾患

様々な臓器障害が進行することで、体の中の水分調整がうまくいかなくなり、むくみとして現れてきます。

例;心不全、腎不全、肝硬変、甲状腺疾患、貧血、悪性腫瘍など

下肢の疾患

下肢の血流やリンパの流れが悪くなることでむくみを生じます。

例;下肢静脈瘤、深部静脈血栓、リンパ浮腫など

その他

生活習慣が原因となることもよくあります。

例;塩分や水分の過剰摂取、アルコール過剰摂取、薬剤性、栄養不足、運動不足

むくみの治療

原因疾患がある場合は、原因疾患に対する治療を優先します。

むくみに対しては、塩分制限、運動療法など生活習慣を改善すること、弾性ストッキングにを着用すること、マッサージやストレッチを行うこと、利尿剤などを内服して水分を体外に出すことなどが挙げられます。

ただしあまりマッサージなどを行わないほうがよい疾患(心不全や深部静脈血栓など)もありますので、気になるむくみがある場合は、まずは医療機関で相談することをお勧めします。

むくみの精査を行うのは循環器の専門分野でもあり、お困りの際はぜひ当院にご相談ください。